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こんにちは。ガーコです。本日は2024年にスタートする新NISAについて、過去20年で約14倍の成長したNASDAQ100に投資できる2つのファンドを徹底比較してまいります。
王者として君臨し続けたiFreeNEXTは今は影を潜め、新王者のニッセイ、そしてそのニッセイを追いかける形で信託報酬をニッセイと揃えてきたeMAXIS!
さらに目論見書上の信託報酬がニッセイ、eMAXIを超える最安で楽天ポイントも貯まる楽天、と新NISAでNASDAQ100に投資できる投資信託はこの4つがまさに群雄割拠の状況です!
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NASDAQ100に投資をしている方も、NVIDIAが過去最高値をつけますますテクノロジーが米国経済を牽引している状況を見てやはりNASDAQ100に投資したいな、と検討している方は必見の動画です!
それでは本日も最後までお付き合いくださいませ!
NASDAQ100の魅力についておさらいしよう!
本日の一番重要な部分をお伝えします!
それは2024年6月13日よりeMAXIS NASDAQ100が信託報酬を半額以下にするということです!
Slimじゃないのにそこまで頑張る?これはすごいことだ!!!
出典:三菱UFJアセットマネジメント
しかし、半額って言ったって、たった0.2%しか変わらないんでしょ・・?そんなに大きなインパクトにならないんじゃないの?
シミュレーションツールを使ってみてみましょう!
毎月の投資金額は5万円、年率利回り10%、積立は30年でシミュレーションしてみます!
出典: https://fukurimagic.com
信託報酬0.2%程度の差がこのくらいの差を生むのが、複利で運用する投資信託におけるコストの重要性と言われる所以ですね。
少し脇道に逸れますがなぜSlimシリーズとして出さないのか?と疑問に思いますよね。
私の予想は過去に誤認購入で苦い思いをしたからかと思います。
個人的にはSlimじゃないにも関わらず、競合の値下げに対抗して信託報酬を下げてくれた、eMAXISシリーズの底力というか覚悟を見た気がして嬉しかったです。
出典:三菱UFJアセットマネジメント
出典:三菱UFJアセットマネジメント
さて、話を戻します。今回の値下げでeMAXISは設定日がニッセイより2年近く古いので新王者のニッセイよりも早く「つみたて投資枠」に採用される可能性が高く、これはどうすれば良いか悩みますね。
さらに、ニッセイは運用開始後1年間が経過しました。
実質コストがいつ頃わかるのかについて公式サポートに問い合わせした結果などもご紹介します。
詳細は第3章以降でご紹介します!!
ニッセイ vs eMAXISの基本情報を確認!
まずはNASDAQ100にこれから投資を検討している方、すでに投資している方にやっぱりNASDAQ100っていいな、と思える、その魅力についてもおさらいしていきましょう!
NASDAQ100と言えばこの1年で急上昇!!
出典:ニッセイアセットマネジメント
同様の期間でeMAXIS Slimオルカンは+39%、S&P500が+45%なのでNASDAQ100は10%以上年率リターンが優れています!!
出典:Google Finance
2023年5月下旬は140円付近だったのが、2024年5月下旬は156円ですのでこの円安の恩恵を受けて日本円の投資信託が指数を上回り大きな利益が出ています!このあとご紹介する投信も同じ!
NASDAQ100を牽引するのはNVIDIA!
2024年5月の決算では売上見通し絶好調、そして株式分割も発表し、過去最高値の1,000ドルをついに突破しました!
すごい!!!
NASDAQ100の魅力①:SP500の2倍以上のリターン
出典: 大和アセットマネジメント
NASDAQ100の魅力②:過去のデータでは資産が激増!
出典: 大和アセットマネジメント
もちろん過去のデータなので未来のことは誰にも分かりませんが、30年間毎月3万円投資で元手の10倍以上の約1.7億円はすごい夢がありますね。
実は、SP500のうちビックテック7社がこの10年間を牽引してきたという面白いデータがありますのでチェックしてみましょう!
出典: 大和アセットマネジメント
魅力③:実は金融危機にも強い!(SP500より8割弱ボラが低い)
こちらはリーマンショック時です。
出典: 大和アセットマネジメント
魅力④:実は金融危機にも強い!(SP500より9割弱ボラが低い)
こちらはコロナショック時です。
出典: 大和アセットマネジメント
これに加えて、NASDAQ100には金融系が入っていないため、金融危機の影響を受けづらいことや、石油やガスなどのエネルギー系もないので、エネルギー危機にも左右されづらい、という特徴を持っています!
過去30年で約14倍と爆発力のある銘柄を、非課税口座である新NISAで買える!さらに投資信託なので、日本円で100円から買えるのもすごいところですね!
しかも中身が今をときめく、Google、Apple、Amazon、Metaなどの超大手プラットフォーマーがずらり。
データが今後のビジネスでは重要と言われる中、各社はデータの覇権を握っておりこれは盤石な雰囲気です!
しかし過去のリターンだけで決めるのはリスクが高いです。投資で重要なのは、長期間保有すること。株価の下落局面でも保有し続け、その後の急激な上昇相場があるからこそ高いリターンを得ることができます。1番避けたいのは、リターンが高いと思っていた株が下がってきた時に怖くなって売却したり、積立を停止することです。
そうならないためには内容を理解することでその株の魅力がわかり、投資継続の力=投資握力が高まります!!
比較①:新NISAで投資できる?意外な違い!
ニッセイNASDAQ100 vs eMAXIS NASDAQ100
以下の形式で、提供された画像の情報をSwellに貼り付け可能な形で表に再現しました。
ニッセイNASDAQ100 vs eMAXIS NASDAQ100
🚀 銘柄 | 🌟 運営会社 | 📅 設定日 | 📊 構成銘柄トップ10 | 💱 為替ヘッジ | 🗓 決算日 |
ニッセイNASDAQ100 | ニッセイアセットマネジメント (純資産額9兆円) | 2023年3月31日 | Apple, Microsoft, Amazon, NVIDIA, Meta, Broadcom, Google(A), Google(C), Tesla, コストコ | なし | 9月20日 |
eMAXISNASDAQ100 | 三菱UFJアセットマネジメント (純資産額30兆円) | 2021年1月29日 | Apple, Microsoft, Amazon, NVIDIA, Meta, Broadcom, Google(A), Google(C), Tesla, コストコ | なし | 1月26日 |
eMAXIS NASDAQ100 vs ニッセイNASDAQ100の比較
それでは概要を理解したところで、5つの項目で比較します!
まずは全体像からご紹介します!!
eMAXIS NASDAQ100 vs ニッセイNASDAQ100の比較
比較項目 | eMAXIS | ニッセイ |
🌟 新NISAで投資可能?積立投資枠はいつから? | 成長投資枠のみ ※2026年以降はつみたて投資枠に採用される可能性あり | 成長投資枠のみ ※2028年以降はつみたて投資枠に採用される可能性あり |
---|---|---|
📈 純資産額の伸びは? | ニッセイより控えめ 引き下げ後上がるか | 破竹の勢い |
💹 パフォーマンスの違い | ニッセイより控えめな結果 | eMAXISより良い結果 |
💰 コストの違いは? | 2024年6月よりeMAXIS同等に!実コストはこれまでの実績ではかなり低い! | 実コストは2024年11月にならないとわからないが半期時点ではeMAXISに劣るかも |
💳 投資信託残高Pの違い | 楽天証券では対象外 | 楽天証券では対象外 |
新NISAではどちらの投資信託も購入することが可能です。
ただし成長投資枠のみが今のところ購入可能!
新NISAの特徴:つみたて投資枠と成長投資枠の併用可能!
新NISAの特徴を一部おさらいしましょう!
これまでのNISA | 新NISA制度 | |
🐟 つみたてNISA(つみたて投資枠) | 40万円 | 120万円 |
---|---|---|
🐟 一般NISA(成長投資枠) | 120万円 | 240万円 |
💰 年間投資可能額 | 年間360万円まで投資可能です! |
そのためニッセイもeMAXISどちらもクレカ積立で購入可能です!
ここでプチ知識ですが、S&P500やオルカンと違い、金融庁のNISAのルールにより、NASDAQ100のように指定インデックス以外の場合は設定後5年経過しないと「つみたて投資枠」で購入することができません。
設定が2021年1月のeMAXISは順当に行けば2026年1月には「つみたて投資枠」に仲間入り。
あと1年半ほどですので、それまでは成長投資枠で買い続けてそれ以降に「つみたて投資枠」でも購入することができるようになります!
一方、設定が2023年3月のニッセイは順当に行けば2028年3月には「つみたて投資枠」に。
あと3年半以上待つ必要があります。
比較②:人気は?純資産額の伸びの違い!
ニッセイのすごいところは年明けの伸びがえぐい!
出典:ニッセイアセットマネジメント
2023年12月に400億円未満だったのがわずか半年、2024年5月末には1,588億円です!!
ニッセイは2018年から存在する古参にして王者だったiFreeNEXT NASDAQ100を抜きました!
iFree NEXTは2024年5月末で純資産額1,233億円です。
続いてeMAXISの純資産額です。
出典: 三菱UFJアセットマネジメント
2023年年末が850億円程度、そこから2024年5月末時点で1,113億円。伸びはニッセイに軍配が!!
ニッセイは破竹の勢いで伸ばしてきましたがそれはeMAXISの半額以下の信託報酬だったからだとも言えます。
それが2024年6月以降どうなるか、楽しみですね!
比較③:過去のパフォーマンスの違いは?
マネックス証券の投信比較がわかりやすいのでこちらを使い比較してみようと思います!
まずは簡単にツールをご紹介しますね!「マネックス証券 投資信託比較」と検索してみてください!
出典: マネックス証券
こちらの商品検索で「nasdaq100」と入れて検索します。
出典: マネックス証券
2つの銘柄にチェックを入れて「比較」ボタンをクリック!
出典: マネックス証券
まずは直近1ヶ月の比較がこちらです!
出典: マネックス証券
期間中eMAXISが上回るシーンもありましたがニッセイが上回る日の方が多かったのがこの期間でした!
続いて6ヶ月の比較がこちらです!
出典: マネックス証券
0.2%というと信託報酬くらいの差になりますのであなどれません。結構大きな差ですよね。
期間中eMAXISが上回るシーンもありましたがニッセイが上回る日の方が多かったのがこの期間でした!
続いて1年間の比較がこちらです!
出典: マネックス証券
設定から半年ほど2023年11月まではeMAXISの方が上回っていましたがそれ以降はニッセイが上回ることがかなり増えています!
しかし、0.48%も差が出てくるとこれはかなり無視できないパフォーマンスの差となりますね。
ニッセイの方が信託報酬が目論見書だと0.2%以上安いことを考慮してもそれ以上に大きな差がついているのは意外でした!
ご参考までに2024年4月末時点における2銘柄のリターンもご紹介します。
出典: マネックス証券
4月末で見ると0.44%ニッセイの方がリターンが上!!!!
比較④:コストは?目論見書上の信託報酬と、実質コストを比較!
まずは投資信託のコストについて確認をしておきましょう!
投資信託のコストは信託報酬とその他コストを合わせた実質コストの2種類があります!
投資信託には「交付目論見書」の中に信託報酬が記載されています。しかし、実質コストは1年間ファンドを運営してかかったコストを加えた本当のコストです。
eMAXIS NASDAQ100の目論見書より信託報酬は0.44%
まずはeMAXISから見てみましょう!3年以上運用しており、実コストもわかっているので実態を把握することが可能!
出典:三菱UFJアセットマネジメント
ただしeMAXISは2024年6月に信託報酬を半額に下げますので一つの参考情報としてご確認ください!
eMAXIS NASDAQ100の最新の運用報告書より経費率は0.46%
出典:三菱UFJアセットマネジメント
経費率から確認するに、0.44%に対して実コスト含め0.46%なのでその他コストは0.02%とかなり低いことが確認できますね!!
0.2035%まで下がる!!!
出典:三菱UFJアセットマネジメント
ニッセイNASDAQ100の目論見書より0.2035%
続いてニッセイについても確認しましょう!
出典:ニッセイアセットマネジメント
その他については事前に確認することができません。
そこで2023年9月、約半年間の「運用報告書」に記載がありますので確認してみましょう!
ニッセイNASDAQ100の経費率は0.26%!
出典:ニッセイアセットマネジメント
経費率から確認するに、信託報酬が0.2035%に対して経費率0.26%なのでその他コストは0.0565%とこの時点ではeMAXISの倍近く高いことが確認できます。
ところでニッセイは設定日が2023年3月だから、そろそろ1年経過した結果の運用報告書で実コスト確認できるのでは・・?
ニッセイは設定日こそ2023年3月なのですがなぜか決算が9月なので実際に運用報告書が出るのは昨年と同じスケジュールだと2024年11月なんです。。
比較⑤:ポイントは?証券会社別もらえるP比較!
実は投資信託の残高に応じて証券会社によってはポイントがもらえます。
そのポイントについても確認をしておきましょう!
大手ネット証券で残高に応じてもらえるP割合(2024年5月時点)
以下の形式で、提供された画像の情報をSwellに貼り付け可能な形で表に再現しました。アイコンを用いて情報を視覚的に表現しています。
大手ネット証券で残高に応じてもらえるP割合(2024年5月時点)
証券会社 | ニッセイNASDAQ100 | eMAXIS NASDAQ100 |
SBI証券 | 0.05% | 0.1% (1000万円以上なら0.19%) |
---|---|---|
楽天証券 | なし | なし |
マネックス証券 | 0.03% | なし |
auカブコム証券 | なし | 0.005% |
松井証券 | 0.05% | 0.18% |
投信保有残高に応じてもらえるポイントの原資は信託報酬であるため信託報酬が高いほど還元率も良いことになります。
eMAXISの信託報酬がニッセイと並ぶ2024年6月13日以降は大手ネット証券の投資信託の残高に応じてもらえるPも同じになると想定されます。
ニッセイからeMAXISへ乗り換えるべき?
ここまでの結果から結論、私はニッセイの方はニッセイのままで良いかと思います!
eMAXIS NASDAQ100 vs ニッセイNASDAQ100の比較
比較項目 | eMAXIS | ニッセイ |
🌟 新NISAで投資可能?積立投資枠はいつから? | 成長投資枠のみ ※2026年以降はつみたて投資枠に採用される可能性あり | 成長投資枠のみ ※2028年以降はつみたて投資枠に採用される可能性あり |
---|---|---|
📈 純資産額の伸びは? | ニッセイより控えめ 引き下げ後上がるか | 破竹の勢い |
💹 パフォーマンスの違い | ニッセイより控えめな結果 | eMAXISより良い結果 |
💰 コストの違いは? | 2024年6月よりeMAXIS同等に!実コストはこれまでの実績ではかなり低い! | 実コストは2024年11月にならないとわからないが半期時点ではeMAXISに劣るかも |
💳 投資信託残高Pの違い | 楽天証券では対象外 | 楽天証券では対象外 |
特に意外だったのはパフォーマンスの差でした。これまでのところニッセイが信託報酬の差を超える結果を出しているということです。
私は実コストを比較して大きな差があれば考えることにします!
ニッセイ vs eMAXIS vs 楽天 vs iFree NEXTの最新状況!
5月最新!!iFreeNEXT vs ニッセイ vs 楽天 vs eMAXIS
以下の形式で、提供された画像の情報をSwellに貼り付け可能な形で表に再現しました。アイコンを用いて情報を視覚的に表現しています。
5月最新!!iFreeNEXT vs ニッセイ vs 楽天 vs eMAXIS
比較項目 | iFreeNEXT | ニッセイ | 楽天 | eMAXIS |
🌟 新NISAで投資可能? | 両方OK! | 成長投資枠のみ | 成長投資枠のみ | 成長投資枠のみ |
---|---|---|---|---|
📈 純資産額の伸びは?(2024年4月の資産流入) | +45億円なだらか! | +140億円急拡大! | +37億円なだらか! | +26億円なだらか! |
💰 コストの安さは? | 0.516%(実コスト) | 0.2035% 0.26%?(半期の実績考慮) | 0.198%(目論見書の数字で実質コスト反映前) | 0.2035% 6/13から |
💳 証券会社でもらえるP | 多め! | 普通! | 普通! | 普通! |
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