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全世界株式(オルカン)5つの落とし穴

※本記事には広告・プロモーションが含まれています。

こんにちは。ガーコです。本日は2024年にスタートした新NISAで大人気の全世界株式、通称オルカンについて、投資するなら必ず知っておきたい、知らずに投資すると危険なことをまとめて5個ご紹介します!

投資信託売上ランキングでも常に上位に登場するのがeMAXIS Slim全世界株式です。

低コストであり、全世界に分散されているという安心感から、なんと純資産総額は2兆円と投資信託の中でも超人気商品です。

人気があるということはつまり、多くの人から支持されている証拠なのですが、しかし、みんなが買っているから、人気だから、という理由でその特徴を理解せずに選択してしまうとあとあと振り返り、思ってもみなかった結果となってしまう可能性があるので必ず理解しておきたい内容です。

本日は前半でオルカンの魅力をお伝えし、中盤でオルカンの注意点、絶対知っておきたいことを5つお伝えし、最後にその注意点を踏まえて、それでもオルカンはあり、ということでご紹介します。

中盤はオルカンをお持ちの方に否定的に聞こえるかもしれませんが、オルカンの落とし穴とそこに対する考え方や対策を知ることでオルカンの継続投資の握力が爆上がりすること間違いなしです!

オルカンにこれから投資しようと検討している方も現在投資している方にもお役立ちできる内容です。

それでは本日も最後までお付き合いくださいませ。

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本日の記事はこちらの動画でもわかりやすく解説していますのでぜひご覧ください!

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Contents
  1. 全世界株式(オールカントリー、通称オルカン)とは?
  2. 落とし穴①全世界株式から米国を抜いたパフォーマンス知ってる?
  3. 落とし穴②全世界株式とS&P500のリスクってほぼ同じなの本当?
  4. 落とし穴③全世界に分散しているが暴落からの回復が遅いって本当?
  5. 落とし穴④日本円のチャートだと過去最高だけど実は・・
  6. 落とし穴⑤簡単すぎるのが逆に難しいって本当?
  7. 5つの落とし穴に対する対策・考え方、それでもオルカンは良い!
  8. まとめ

全世界株式(オールカントリー、通称オルカン)とは?

まずは超基本、オルカンの概要について確認しましょう!

  • 世界の先進国23カ国と新興国24カ国の大型・中型の約3,000銘柄に投資できる、世界の企業の株式85%にも投資できるという指数
  • とにかくこれ1本持っておけば世界の企業にまるっと投資できる!

全世界株式とは?

オルカンは全47カ国に投資できる!全世界3,000社に投資できる指数です!

出典: 三菱UFJアセットマネジメント

でも3,000社って時代によって強い企業は移り変わりますよね?

そこで登場するのが時価総額加重平均。その時代時代に応じて時価総額が高い=人気の企業の組入比率が高くなるように設定されています。

時価総額加重平均のイメージ

定期的に組入銘柄を自動で入れ替えてくれるので安心!

これによってほぼ放置しても勝手に勢いのある企業が入ってきますし衰退した企業は組み入れ銘柄から除外されます。

それが全世界の企業に分散して投資されているので、安心感が違います。

全世界の人口増、それに伴う経済成長の恩恵を自分であれこれ株を売買せずに自動で受けられる、どこかの国によっているわけでもなく、どこかの業界にも偏っていない、とても魅力的な銘柄です!

オルカンの組入銘柄トップ10
  1. Apple: 4.5%
  2. Microsoft: 4.0%
  3. Amazon: 2.0%
  4. NVIDIA: 1.8%
  5. Google(A): 1.5%
  6. Meta: 1.1%
  7. Tesla: 1.0%
  8. Google(C): 0.8%
  9. ユナイテッドヘルス: 0.7%
  10. イーライリリー: 0.7%

47カ国あると言いつつ、実際はアメリカの企業が6割を占めており、さらに上位10社、先ほどの赤文字は全てアメリカ企業です。

さらに全世界株式に投資できる投資信託は現在価格競争が非常に激化しており、とても低コストで投資できる環境が整っているのも嬉しい点です!

新NISAで全世界株式に投資可能な投資信託3選

スクロールできます
ベンチマーク指標運用会社設定日新NISA信託報酬販売会社
eMAXIS Slim
全世界株式
📊 MSCI ACWI🏢 大和アセットマネジメント📅 2018年7月3日💹 成長:○
積立:○
💴0.5775%🏦 SBI証券
楽天証券
松井証券
マネックス証券
auカブコム証券
など
楽天オルカン📊 MSCI ACWI🏢 楽天投信投資顧問📅 2023年10月27日💹 成長:○
積立:○
💴0.561%🏦 楽天証券
はじめてのNISA
全世界株式
📊 MSCI ACWI🏢 野村アセットマネジメント📅 2023年7月10日💹 成長:○
積立:○
💴0.5775%🏦 SBI証券
楽天証券
松井証券
マネックス証券
auカブコム証券
など

人気のS&P500関連銘柄、実は信託報酬はオルカンの倍近く・・!

さらにS&P500と比較しても実は全世界株式は2024年1月時点では、信託報酬が安いのも嬉しい!!

出典: 楽天証券
目次

落とし穴①全世界株式から米国を抜いたパフォーマンス知ってる?

ここまでの内容を踏まえるとオルカンは、分散が効いていて低コストで長期投資の最適解に見えますが、注意すべき点はどのあたりにあるのでしょうか?

ここから5つ解説していきます。

2008年からの比較チャートは1.5倍以上でS&P500の勝利

まずはなんと言っても1番気になる、過去のパフォーマンスについて確認をしていきましょう。

まずは全世界株式のチャートとS&P500のチャートを比較してみます。

出典: yahoo finance usa

S&P500が+263%に対して、オルカンは+105%と150%以上差がついています。

これはなかなか見逃せないほど差がついているということで覚えておきましょう。

しかし、過去のパフォーマンスはS&P500の方が良いという内容は聞いたことがある方も多いかと思います。

オルカンは全47カ国に投資できるが今の割合は6割がアメリカ

それではアメリカ以外の全世界株式の国がどこか成長しているのか、という点がポイントになりますね。

出典: 三菱UFJアセットマネジメント

これだけたくさんの国があるのだから、アメリカを除いてもちゃんと成長しているのでは?

と思いますよね。

緑の線にご注目!アメリカを除いた指数はほぼ横ばい・・・

それではオルカンのベンチマーク指数である MSCI -ACWIから米国を除いたもの、ACWXを先ほどのチャートに合わせてみましょう・・とても興味深い結果が出てきます!

出典: yahoo finance usa

視覚的に見てほぼ横ばいだったことがわかります。

2008年1月との比較では2023年12月ではなんとマイナスだったことがわかります。それだけ弱かったのがこの期間ということになります。

オルカンにはアメリカも含まれますので緑色の線のように横ばいはありませんが、事実として47カ国中、46カ国は成長していないどころかほぼ横ばい、というのが現状です。

これは我々の実生活を振り返ってもわかりますが、この10年くらいはApple、Amazon、Google、Microsoft、Facebook(Instagram)、Xなどとにかくアメリカのサービスに囲まれて生活をしていることからもこの結果には納得です。

オルカンは全世界に分散しているから安心、それは事実なのですが実はアメリカ以外の国が足を引っ張りパフォーマンスを落とす可能性がある、ということは必ず理解しておきたい点です。

落とし穴②全世界株式とS&P500のリスクってほぼ同じなの本当?

1つ目は最も気になる、過去のリターンについて確認をしてきました。2つ目は過去のリスクについても確認をしておきましょう!

全世界株式は全世界に分散しているのだから株価の動きはマイルドなはずですが・・・

ここでリスク、という言葉について、確認しておきましょう!

リスクというとなんだか危険で危ない数値でその数値が高いほど危険度が増す、とお考えの方もいらっしゃるかと思いますがそうではありません。

リスクの重要な指標=標準偏差とは?

リスクを見る際に最も使われるのが標準偏差です。小難しいですが株価が変動する幅、ボラティリティのことです。

例えばリターン18.2%に対して、リスク18%の銘柄があったとします。

出典: GMOリサーチ

この場合、18.2%を中心に、上下のリターン変動が18%発生する確率が68%ということです。つまり、変動幅の最大は36.2%、変動幅の最小は0.2%が68%の確率で起きる、ということです!

過去3年間のリターンとリスクから変動幅を計算してみた!

それでは先ほどご紹介した、S&P500とオルカンと米国除くオルカンのリターンとリスクの比較をしてみましょう!

元データはyahoo finance USAより引用をしています。

指標S&P500 (IVV)オルカン含む米国 (ACWI)オルカン除く米国 (ACWX)
過去3年間の年率リターン4.2%9.2%5.8%
過去3年間の年率リスク17.98%17.54%16.68%
68%の確率で起きる最大変動幅22.18%26.74%22.48%
68%の確率で起きる最小変動幅-13.78%-8.34%-10.88%

いかがでしょう?かなり驚きではないでしょうか!

リターンはS&P500の方が高い一方、価格の振れ幅であるリスクはどれもほとんど変わらないため、結果として、標準偏差でマイナスの方の結果が出た場合は、オルカンの方が悪い結果に!

過去5年間のリターンとリスクから変動幅を計算してみた!

念の為、5年と10年パターンも見てみましょう!

指標S&P500 (IVV)オルカン含む米国 (ACWI)オルカン除く米国 (ACWX)
過去5年間の年率リターン3.3%13.6%10.7%
過去5年間の年率リスク18.18%18.52%18.05%
68%の確率で起きる最大変動幅21.48%32.12%28.75%
68%の確率で起きる最小変動幅-14.88%-4.92%-7.35%

過去10年間のリターンとリスクから変動幅を計算してみた!

指標S&P500 (IVV)オルカン含む米国 (ACWI)オルカン除く米国 (ACWX)
過去10年間の年率リターン3.6%10.4%7.4%
過去10年間の年率リスク15.04%15.19%14.87%
68%の確率で起きる最大変動幅18.64%25.59%22.27%
68%の確率で起きる最小変動幅-11.44%-4.79%-7.47%

今回ご紹介した3パターンの期間においては、

  • リスクはほぼ3指標変わらない
  • リターンはS&P500が高い
  • 結果として、標準偏差のマイナス部分でも最もS&P500がよい

という結果が出ました。

全世界株式=世界に分散しているからリスクが低い、とは必ずしも言えない可能性がある事が、データを通して確認することができました。

しかし意外な結果でしたね・・。

なお、2000年代はBRICSが話題となった時代。逆にアメリカがITバブルとリーマンショックと2度の落ち込みを経験しています。このように分析期間次第で結果が変わる可能性は十分あることはご承知おきください。

落とし穴③全世界に分散しているが暴落からの回復が遅いって本当?

さて2つ目までだいぶイメージと違った結果が出たかと思います。

続いてもオルカンでよくある疑問をご紹介します。

全世界に分散しているがゆえに暴落からの回復も早いんじゃない?

というものです。

それでは2つの暴落についてチャートを確認をしてみましょう!

リーマンショック(2008年):分散されているはずのオルカンの方が急落しており最安値つけた

リーマンショックとは、2008年9月に発生した世界的な金融危機、株価下落、同時不況のことです。2008年に一気に株価は下落、2009年2月を底にそこからは上昇相場になりました。

それではこの期間先ほどご紹介した3つの指標はどのような値動きをしたのでしょうか?

出典: yahoo finance usa

リーマンショックはサブプライムローンに端を発した金融危機であり震源地はアメリカでした。

そのアメリカよりも全世界株式の方が急落したのは驚きです。

株式は連動性があるので特にアメリカのような強い相場が落ちるとそれに引っ張られて他も落ちますがまさか全世界の方が下がるとは・・

コロナショック(2020年):分散されているはずのオルカンの方が急落しており最安値つけた

コロナショックとは、2020年3月に発生した世界的な新型コロナウイルス蔓延に伴う、金融危機、株価下落、同時不況のことです。2020年3月に一気に株価は下落、すぐに株価は元に戻りました。

それではこの期間先ほどご紹介した3つの指標はどのような値動きをしたのでしょうか?

出典: yahoo finance usa

全世界規模で株式が2020年3月に急落

記憶に新しいコロナウイルスは全世界規模で拡大しましたので一気にコロナショックが世界の株式市場を襲いました。

この時もリーマンショック同様、株式は連動性があるので全世界に分散していようがしていなかろうが、問答無用で全部下がりました。

S&P500は8月には下落前水準へ。実質6ヶ月で復活!

一方注目したいのが下落からの回復期間です。

出典: yahoo finance usa

北米除く、全世界株式が元の水準に戻ったのは11月、3ヶ月遅れ!

出典: yahoo finance usa

このように世界経済の中でもアメリカはその他の先進国よりも暴落からの回復が短期間で済みました。

全世界で覇権を握るGoogleやApple、Microsoftなどコロナを機にさらにデジタル化が加速しアメリカの強さを再認識することになったことが理由の1つと考えられますが、こうした特徴も押さえましょう!

落とし穴④日本円のチャートだと過去最高だけど実は・・

2024年1月現在、eMAXIS Slimオルカンは絶好調です!

eMAXIS Slim全世界株式のチャート、設定来最高値更新中!

出典: SBI証券

さらに2023年秋頃から絶好調で連日最高値更新中!

出典: SBI証券

右肩上がりで増えていくのはこれは喜ばしい限りなのですが、実はこれ、「円ベース」のチャートなんです。

我々は日本人でSBI証券や楽天証券でeMAXIS Slimオルカンや楽天オルカンなど日本の会社が作ったファンドに日本円で投資しています。

一方、これらのファンドは大元の指標はMSCI-ACWI(All Country World Index)というアメリカの指標をベンチマークに運用されています。

2018年からのACWIのチャートはこちら(ドルベース)

そのMSCI-ACWI、実はドルベースだと日本円をベースにしたチャートとはガラッと異なって見えます。

出典: yahoo finance usa

確かに2018年から上がっているのですが2021年10月の最高値更新まではまだ至っていないんですよね。

なぜこのようなことが起きるのか。

それは、eMAXIS Slimオルカンや楽天オルカンは「為替ヘッジ」を「していない」からです。

eMAXIS Slimオルカンや楽天オルカンは為替ヘッジがないため2024年1月現在は1ドル150円付近のため大きく利益が出やすい環境であるということです。

実際問題、我々は日本円で生活していますので今後も円ベースのチャートを確認すれば問題ないのですが円高になった場合は異なる景色が見えてくるということは覚えておきましょう。

日本円が価値が下がる=円安になったほうが資産が増えるのは日本人としては悲しい部分もありますが逆に言えばドルベースの資産を保有している強みです。

今後長期で日本円がさらに円安に進むかはわかりませんが、円ベースとはいえ外国株に投資をしていることで日本円の価値が下がった場合にも資産を減少させるどころか増やす防衛策が取れているのです。

落とし穴⑤簡単すぎるのが逆に難しいって本当?

冒頭ご紹介したようにオルカンは超低コストの商品があり、さらに全世界に分散されているため、長期間投資をするには優良な投資先といえます。

一方、資産運用をしていると大きな問題が出てきます。

それは「退屈であること」「ネットでアンチ情報も出ていること」です。

ほったらかしでも自動で銘柄の入れ替えや資産配分をしてくれるので本当に

一度投資の設定をしたらあとは何もやることがない

という状態になります。

しかしほったらかしほど楽なようで実は難しい投資はない、ともいえます。なぜなら人には感情があるからです。

自分の汗水流して働いたお金で投資をするとなるとやはりその成果を気にせざるを得ません。また自然と銘柄に関する情報を調べる中でネガティブ情報も入ってくることがあります。

そしてたまたまオルカンが下がっている状況でネガティブ情報が続いたら「やっぱり違う銘柄にしようかな」という誘惑が出てきてしまうものです。

目移りすることなく、長期間投資を継続することこそが初心者でも成績を上げる秘訣です。この基本を忘れないようにするのがなかなか大変なのがオルカンです。

5つの落とし穴に対する対策・考え方、それでもオルカンは良い!

さて、ここまで5つの落とし穴、ということでオルカンに投資する際は必ず押さえておきたいことをご紹介してきました。

それではオルカンへの投資はNGなのか?というと私はそうではないと思います。そこで最後に今までご紹介してきた落とし穴に対する対策・考え方をご紹介します。

本日ご紹介したオルカンの落とし穴についておさらいしましょう!

「米国が強すぎて他国が足を引っ張っている」の対策

第2章でご紹介したようにアメリカが強すぎたのが直近10年間でした。

確かに47カ国あってもオルカン以外の国が成長の足を引っ張っていることは直近10年だとそういえそうですが、今後も同じ状況が続くかはわかりません。

オルカンに投資する方はアメリカを含めて全世界に投資したいわけでどの国が伸びてくるかわからないからこそオルカンを選んでいるものと思われます。過去と同じ状況が今後も続く保証はないからこそオルカンを買っているともいえます。

未来もS&P500の方がリターンが良い保証はないからこそアメリカ含むオルカンに投資しているのだから今は足を引っ張っていてもいつか弱い国が強くなるかもしれない、だから継続投資ができるという考え方もできると思います。

実際、2000年代はBRICSブームで新興国が強い時代でした。いつかこうした時代が来たときにS&P500一本にしておかなくてよかったと思えるかもしれない、もし来なくてもいつか来たら嫌だからオルカンに投資するのはありと思います。

「リターンは低いのにリスクはSP500と同じ」「暴落した時はSP500より回復が遅いことも」の対策

オルカンもS&P500も同じ外国株式です。当然同じ「株式」というアセットなので暴落が来ればどちらも下がります。

そして本日ご紹介した時期はリターンが低くリスクはSP500と同じでありSP500よりも回復が遅いこともあることは確認できました。

意外性はあったかもしれませんが、だからと言ってオルカンに投資しない、すべきではないとは言い切れないと思います。

違う期間で調査をすれば違う結果になることもあります。オルカンに投資する目的はリターン重視だけではない、放置できる安心感だとすれば大きな問題ではないかもしれません。

「為替の影響を考慮する必要がある」の対策

eMAXIS Slimオルカンや楽天オルカンが絶好調なのは円安が理由であることがわかりました。

しかし今すぐに取り崩しを始める人は少ないかと思いますので今資産が大きく増えているかを過度に気にする必要はないのではないかと思います。

また、今後為替が円高・円安どちらに動くかはわかりません。それにオルカンに投資している時点で円ではない資産を保有しているからこそ、円安が仮にどんどん進行しても自分の資産を減らさずに守ることができている、と考えることもできます。

「簡単すぎるが故に継続するのが難しい」の対策

汗水流して働いたお金を投資しそのお金を無視しなさいと言われてもなかなか難しいと思いますが、もしもあまりに気になるならそれは「リスク許容度を超えた投資」をしている可能性が高いです。

投資の基本は「余裕資産で投資をする」こと。仮に半分以下になっても動揺しないお金を投資に回すことが重要です。

大暴落が来た時に逃げ出してはその後の上昇相場に乗り切れずに大損して終わってしまいます。

まずはリスク許容度を考えてみてください。

その上で、本当に「ほったらかし」ができる金額を投資に回して運用成績を見る時間を別の趣味や娯楽など人生を豊かにする時間に使うのが良いかと思います。

そうすることで心身共に健康で、資産も大きく増えてくれる可能性が高いからです。

まとめ

本日は2024年にスタートする新NISAで大人気の全世界株式、通称オルカンについて、投資するなら必ず知っておきたい、知らずに投資すると危険なことをまとめて5個ご紹介しました!

  • 全世界に分散しているけど、実はリスクがS&P500と変わらないのにリターンは低いことがあり結果コスパが悪いことがある。
  • 全世界に分散しているけど、暴落からの復活はS&P500よりも遅いことがある。
  • 全世界に分散しているが故に、アメリカ以外の先進国が足を引っ張る状況が直近10年近くは続いている

などをご紹介しました。

しかしこれらがオルカンに投資をしない理由にはならない、人によってはこれらを踏まえた上でも投資する価値があると思えるのではないかと思います。

オルカンを投資する際の考え方として、これらのことを踏まえた上で長期投資できるか、1つの考えるきっかけとしてみてください。

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