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新NISA_SP500とオルカン2つ持ちはどう?

※本記事には広告・プロモーションが含まれています。

こんにちは。ガーコです。投資をしようと思って色々調べてみると2つ持ちは意味がない、やめた方が良いなどの情報を見てご不安な方もいらっしゃるかもしれません。

結論、私は安心して投資を継続できる、投資を始めることができるなら、2つ持ちは賛成です!

1つに選ばなければいけないのかな

とご不安に感じていた方も、本日の内容をご視聴いただければ、2つ持ちのお悩みの方も

それで良いんだ!

という新たな気づきを得られるかと思います。

本日はなぜ私がありだと考えるのかの理由をご紹介したのち、2つ持ち反対派の意見とそれに対する考え方をご紹介します!

それでは本日も最後までお付き合いくださいませ。

本日の記事はこちらの動画でもわかりやすく解説していますのでぜひご覧ください!

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S&P500とオルカン、まずは中身を理解しよう!

2024年から新NISAが開始しています!

投資可能枠が1,800万円と超拡大、投資可能期間も無期限となり、非課税口座と一生お付き合いできるようになりました!

例えばこれまでの積立投資は毎月約3.3万円、投資可能期間も約20年間でしたが、それが新NISAでは毎月30万円と約9倍、投資可能期間も無期限とこれはすごい改良になったのです!

ここで新NISAのルール改正ポイントについて超特急でおさらいをしましょう!

新NISAの特徴①:非課税期間が無期限

いつ利益確定しても常に非課税というのは心強いです。

新NISAの特徴②:投資可能期間が無期限に!

新NISAは投資可能期間も無期限です。じっくりと、より長期的に投資を行うことができますね。

新NISAの特徴③:つみたて投資枠と成長投資枠の併用可能!

新NISAの特徴④:生涯運用投資枠が増加

これまでのNISAとは別枠で1,800万円です!(成長投資枠は1,200万円)

新NISAの特徴⑤:投資可能枠の再利用が可能に!

翌年以降に再利用可能です!

これまでの9倍も投資できるようになったことで投資する銘柄を増やそうか検討中の方や、新たに新NISAを始める方の中には、

大人気のSP500とオルカンに投資したらいいとこ取りで最強じゃない?

とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、多くの書籍やSNSでの発信では、「2つに投資することを推奨する」発信はほとんど目にすることなく、場合によっては、「2つに投資するのは愚かだ」という発信も目にします。

しかし、ご安心ください。私はこの2つ銘柄に投資するのは全然アリ、むしろ賛成だと考えています。

ただし、条件としては、「人気だから」「良いところどりできそうだから」は危険です。

なぜなら、暴落が来た時に、「こんなはずじゃない」と売却したり積立を停止する可能性があるためです。

初心者の方が投資で勝つには暴落時も淡々と積み立てる、長期投資が基本です。

その意味で、2つ持ちするにしても、まずはしっかりと中身を理解しましょう!

そして、なぜ2つ持ちは批判されるのかについても理解しましょう!

さらになぜ2つ持ちが良いかについても私の考えをご紹介します。

全部で3ステップ!

S&P500とオルカンの中身とは?

S&P500 vs オルカンの全体像

S&P 500オルカン
ベンチマーク指数S&P 500MSCI ACWI
過去30年間のリターン11.3%9.0%
過去30年間のリスク18.4%18.0%
投資対象の国比率1力国(米国10割)47力国(米国6割、先進国3割、新興国1割 ※日本含む)
構成銘柄トップ5①Apple
②Microsoft
③Amazon
④NVIDIA
⑤Google
①Apple
②Microsoft
③Amazon
④NVIDIA
⑤Google
構成銘柄の決まり方時価総額加重平均時価総額加重平均
eMAXIS Slimの信託報酬0.09372%0.05775%

S&P500の組入銘柄トップ10

  1. Apple: 6.7%
  2. Microsoft: 6.3%
  3. Amazon: 3.1%
  4. NVIDIA: 2.9%
  5. Google(A): 2.4%
  6. Tesla: 1.8%
  7. Meta: 1.8%
  8. バークシャ: 1.7%
  9. Google(C): 1.5%
  10. エクソン: 1.3%

米国の主要企業500社に投資できる指数です!

1カ国アメリカに100%投資です。

でも500社って時代によって強い企業は移り変わりますよね?

そこで登場するのが時価総額加重平均。その時代時代に応じて時価総額が高い=人気の企業の組入比率が高くなるように設定されています。

時価総額加重平均のイメージ

定期的に組入銘柄を自動で入れ替えてくれるので安心!

投資成績は5年間で17.7%、10年間で16.9%、20年間で11%、30年間で11.3%と非常に良い成績です。

信託報酬についてはeMAXIS Slimシリーズはオルカンに比べると高めですが、ファンド間の競争がすごく激化しており今後低下することもあり得そうです。

オルカンの組入銘柄トップ10

  • Apple: 4.5%
  • Microsoft: 4.0%
  • Amazon: 2.0%
  • NVIDIA: 1.8%
  • Google(A): 1.5%
  • Meta: 1.1%
  • Tesla: 1.0%
  • Google(C): 0.8%
  • ユナイテッドヘルス: 0.7%
  • イーライリリー: 0.7%

特徴としては47カ国あると言いつつ、実際はアメリカの企業が6割を占めており、さらに上位10社は全てアメリカ企業です。

先進国22カ国に日本を加えて23カ国、さらに中国・インドなどの新興国が24カ国が加わり47カ国も参加しています。

日本も加えて、広く世界に分散できるのがその名の通りオールカントリーですね。その理由は先ほどご紹介した「時価総額加重平均」を採用してくれているからですね。

全世界規模で時価総額加重平均してくれるので、今は比率が低い国が覇権を握った時も安心。

なぜ2つ持ちは批判される?反対派の意見を紹介!

さて2つの違いを見ていただきましたが、

実際それほど大きな違いがない

とお感じになった方も多いかと思います。

それでは続いてなぜ2つ持ちが批判されるのかについて確認をしていきましょう!

2つ持ちが批判される理由について、ネットなどで批判されていることを2つにまとめてみました。

2つの良さが薄まってしまう

SP500とオルカンには、それぞれの良さというものがあります。それぞれ確認しましょう!

S&P500 の良さ
  • アメリカ1国だからこそ他の国の影響を受けずに高いリターンを期待できる
  • アメリカの強さが高いリターンの証 (人口増加中、法整備や投資経験、軍事、イノベーションの力)
  • 海外売上比率が5割弱であり仮にアメリカが多少衰退しても世界経済が発展すればアメリカも発展する!

特に3つ目のポイントは理解したいところ!

例えば日本はここ最近株高で日経平均は3万円超えが続いています。人口減少が明確で内需の伸びは少ないのに海外売上比率が高いことで世界経済成長の恩恵を受けています。

また、よく議論に上がる「アメリカが覇権取られたらどうする?」ですが、アメリカに覇権を取られたイギリスはどうなっているでしょうか?衰退しているでしょうか?

実は、イギリスの代表企業を集めたFTSE (フィツィー)100の株価は1986年から2023年まで、約3倍以上成長しています。グローバル経済の現代において覇権を取られたから成長がなくなるわけではないことがわかります。

SP500はアメリカという国の強さを信じるからこそ高いリターンを得ることができるはずなのにそこにオルカンを混ぜると理論上矛盾が生じる、ということです。

一方、オルカンにもその良さがあり確認をしてみましょう!

全世界株式(オルカン) の良さ
  • 1990年にノーベル経済学賞を受賞した「現代ポートフォリオ理論」に登場した指数
  • 全世界の企業が対象であること、時価総額に応じて自動的にその時に勢いのある企業に銘柄が組み替えられることにより最も効率の良い投資ができるというもの
  • SP500と混ぜてしまっては理論から逸脱してしまう

オルカンの場合、全世界の企業から自動で組入銘柄を入れ替えてくれるからこそ効率の良い投資をすることができるはずなのにそこにSP500を混ぜると理論上矛盾が生じる、ということです。

このように2つの銘柄にはそれぞれの特徴があり、その特徴を活かすには1つに絞った方が銘柄選択をしている理由がはっきりしており投資方針にブレがなくなる=長期間投資が継続できる、ということにつながります。

ほぼ同じ資産に二重投資になりリスク分散ができていない

SP500とオルカンを選ぶことでリスク分散ができる、という点について、結局は同じ外国株であることに変わりません。

SP500とオルカンのチャートは値動きが非常によく似ている

そして両者の値動きはほとんど変わりません。

なぜなら違いは現状アメリカの比率だけだからです。

出典:楽天証券

SP500とオルカンの2つ持ちをすることにより、株式の資産比率が高まります。

値動きが異なる資産を組み合わせないと十分にリスク分散ができていないわけです。

GPIFのポートフォリオ(2023年9月末)

例えば、我々の大事な年金の資産運用を行い、運用総額なんと220兆円を超える、超大手機関投資家の「GPIF」のポートフォリオについて確認をしてみましょう!

出典:年金積立金管理運用独立行政法人

国内の株式と債券、外国の株式と債券を見事に25%ずつ組み入れて運用を行なっています。これこそがアセットアロケーションです。他にもアセットの中には、不動産、現物資産の金などが入るケースもあります。

こうして株式と異なる値動きをする資産でポートフォリオを組んでこそのリスク分散です。

SP500とオルカンだと実はリスク分散にはなっていない

という主張になります。

このように言われるとSP500とオルカンに2つ同時に投資することが悪いことにも見えてきますよね。

ご安心ください。私は賛成派です!ご不安な方は次の章で不安を吹っ飛ばしましょう!

私が2つ持ちが賛成な3つの理由!

最後のステップ!

さて、私が2つ持ちを賛成な理由は3つあります。

批判の主な理由は「理論上は矛盾」などの批判がメインでした。

しかし、人間は理論だけで動いていません。感情が非常に重要です。

投資においても感情は超重要だと思います。

アメリカ1国に100%投資は怖いけど、全世界と50%ずつなら安心して投資できる

この精神状態を継続できるのであれば、私は2つ持ちする価値があると考えています!

2つ持ちして良い、3つの理由をご紹介します!

SP500とオルカンの中間の成績を狙うことができる!

なんといっても2つ持ちの最大のメリットは、「SP500よりもマイルドに、しかし時にはオルカンよりも良いリターンが狙える」これが魅力的な点です。

SP500とオルカンのチャートは過去10年はSP500が上の成績

出典:楽天証券

SP500 vs オルカンは超極端に成績を図で表すとこんな感じ

オルカンの魅力は「平均点を安定的に取れる確率が高い」というのが最大の魅力です。逆に言えば全世界に投資しているため、No1を獲得することはできません。

SP500がオルカンを下回る可能性もある(極端な図です)

緑色の線のようにちょうどSP500とオルカンの中間点になる!

しかし、SP500とオルカンを1:1で購入した場合どうでしょうか?その結果がこちらです!

SP500が調子良い時は、SP500 1本に比べるとパフォーマンスは劣りますが、オルカン1本よりは上の可能性があります。先ほどの図だと、オルカンの上を行く緑線です。

アメリカの調子が良い時はオルカンよりも高い成績

一方、オルカンが調子良い時は、オルカン1本に比べるとパフォーマンスは劣りますが、SP500よりは上の可能性があります。先ほどの図だと、オルカンの下を行く緑線です。

緑色の線のようにちょうどSP500とオルカンの中間点になる!

こうした中間の成績を目指すことは決して悪いことではないと思います。

それがご自身の投資方針ということであればそれが正解です。

投資に正解はありません。特にSP500とオルカンというどちらも超優秀なファンドであれば尚更です。

長い投資期間、目移りせずに済む!

そして2つ持ちすることにより、パフォーマンスが中間点を目指せることは、おそらくご自身の精神の安定につながるはずです。

例えば、長期投資していてアメリカの悪いニュースばかり見ていたらつい株式が気になり始め、株価ばかりを見たり、最悪売却や積立停止の可能性があります。

アメリカの悪いニュースを聞いたらSP500を売り、オルカンを買う、逆にアメリカの良いニュースを聞いたらオルカンを売りSP500を買う、こうした目移りが続くと、常に高値掴みをする可能性があり結果、パフォーマンスが落ちます。

何より、日々の株価の値動きやニュースに影響されて銘柄の売買を繰り返していたら日常生活に悪い影響が出てきます。忙しく売買を繰り返したのにほったらかしよりも成績が悪いとなると、これは目も当てられません。

数年前にTwitter上でこんなツイートが大バズりしました。

これ、フィデリティの元ネタ自体は実はないんじゃないか、という裏話がありますが、大バズりするということは直感的に正しいのでは?と思わせたからではないかと思います。私も心に残りました。

教訓としては、「投資している商品の値上がりに日々気をする減らすことはもちろん、やっぱり売ろうかな」と考えること自体、無駄である、ということの根拠かとも思っています。

特に新NISAは非課税期間、投資可能期間が無期限のため、運用中にストレスを感じることはできるだけ避けたいです。

そこで投資の初期に「アメリカがどっちに転んでも私は大丈夫」と思えるのであれば2つ持ちすることは意味があります。

結果として長期間投資で結果が出る!

オルカンとSP500の2つに投資している。銘柄の中身や組み替えについても理解している。だからどんなニュースを聞いても安心して投資を継続できる

という心理状態を作ることができれば、その資産運用は大きくプラスに働きます。

インデックスへの投資というのは継続が難しいと言われます。

その理由の1つは「退屈すぎるから」。

なぜ2つの銘柄に投資しているか理解していないと、その時その時に流行った投資法に流されて結果パフォーマンスが落ちる可能性があります。

愚直に積立を継続するためにも、人間の心理面にフォーカスすることは非常に重要と考えます。

本日ご紹介した内容を踏まえ2つ持ちするのであればそれはすごく意味があることだと私は思います。

まとめ

本日は2024年にスタートする新NISAについて、大人気銘柄のS&P500、通称SP500と、全世界株式、通称オルカン、2つ持ちはダメなの?ということでご紹介してきました。

新NISAでは非課税で運用できる生涯投資枠1,800万円まで激増する、ということで新たに投資を始める方やこれまで投資してきた方が投資金額を増やすにあたり、

人気の銘柄、SP500とオルカン、とりあえず2つを買った方がリスク分散できそうだし、選んでみようかな

とお考えの方もいらっしゃるかと思います。

しかし、投資をしようと思って色々調べてみると2つ持ちは意味がない、やめた方が良いなどの情報を見てご不安な方もいらっしゃるかもしれません。

結論、私は安心して投資を継続できる、投資を始めることができるなら、2つ持ちは賛成です!

1つに選ばなければいけないのかな、とご不安に感じていた方も本日の内容をご視聴いただければ2つ持ちのお悩みの方も、それで良いんだ!という新たな気づきを得られたかと思います!

ぜひ参考にしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!最後にお知らせです。ガーコちゃんねるの公式LINE作りました!資産運用に役立つ豪華特典を無料でお配りしていますので、ぜひお友だち登録をしてお受け取りください🙇

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