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【S&P500の1.6倍】S&P500の上位10社を集めたS&P10が新NISAで販売開始&絶好調!FANG+やNASDAQ100とどっちに投資すべき?5つの項目で徹底比較!

※本記事には広告・プロモーションが含まれています。

こんにちは。ガーコです。本日は遅れてきた最強指数!?S&P500 Top10インデックス、通称S&P10について投資可能なTracers S&P500 Top10インデックスとFANG+、NASDAQ100を徹底比較します。

S&P500の中でトップ10社に集中して投資ができる、さらに時価総額加重平均のため時価総額の高い企業に多めに投資が自動でできる、毎年銘柄入れ替えもある、そして信託報酬が目論見書上はかなり安い0.10725%!

ニッセイNASDAQ100の約半額、iFree NEXT FANG+の約1/7で、NASDAQ100やFANG+に投資している方の中には気になっている方も多いかと思います。

正式名称は、トレーサーズS&P500 トップ10インデックスという日興アセットマネジメントの商品です。

こちらは5月16日から販売開始して、6月13日時点で160億円を超える純資産額で資金の集まり具合も上場です。

本日はS&P10について、FANG+とNASDAQ100とを徹底比較して、最後にはどのような方がそれぞれの銘柄に当てはまるかの私の感想をご紹介します。

新NISAでもリターンの高いにチャレンジしてみようとご検討中の方はぜひ最後までお付き合いくださいませ。

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本日の内容はこちらの動画でもわかりやすく解説していますのでぜひご覧ください!

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5つの項目で比較:全体像をご紹介!

新NISA 1,800万円の枠を使い、eMAXISSlimオルカンやS&P500をメインで投資中の方の中でも、1,800万円の一部を、お楽しみ枠として、よりリターンが狙える銘柄をご検討中の方もいらっしゃるかと思います。

このように思ったこと、ありませんでしょうか?

S&P500は500社の詰め合わせパックだけど、もっと上位の会社に集中投資したらもっと高いリターンを出せるんじゃない・・?

そこで本日はアメリカトップ500社であるS&P500からさらにそのトップ10社を絞ったS&P10について、新NISAでも大人気のNASDAQ100やFANG+と比較してどのような特徴があるのかをご紹介します!

この10年はビックテックがアメリカを牽引したこともありその他大勢ではなく集中投資するファンドが人気です。

実際パフォーマンスがすごい!

FANG+はたった10銘柄で米国株式市場の25%をも占める!

出典: auカブコム証券(カブヨム)

S&P500のうち実はビックテック7社がこの10年間牽引!

出典: 大和アセットマネジメント

指数自体は過去10年間で10倍のリターン!SP500の3倍以上!

出典: auカブコム証券(カブヨム)

S&P10についても同様にS&P500に1.6倍近くの差をつける!

出典: 日興アセットマネジメント

10社に絞って投資できるFANG+とどう違うのか気になっている方も多いかと思います。

詳細は後ほど解説しますが、FANG+で不人気の部分は「均等加重平均」のため小型銘柄にも分散投資されることや銘柄の選定基準が今ひとつはっきりしない点になりました。

これに対してS&P10は、時価総額加重平均を採用しているため時価総額の高い企業に多く投資することが可能!さらにS&P500の上位10社を選ぶという点でも選定基準が明確であり、オワコン企業が自動で入れ替わる仕組みがあります。

このように10社に集中投資という点でFANG+と比較されることの多いS&P10ですが、実はNASDAQ100との比較も見逃せません。過去のリターンはNASDAQ100と近いリターンでセクターのカバー率も似ています!!

NASDAQ100のように100社に分散するのではなく、事実上アメリカのトップ10に投資し続けることが可能なS&P10との比較を知っておくことはとても重要ではないかと思います。

さらに信託報酬が目論見書上は、NASDAQ100の半額、FANG+の1/7というからこれはやはり理解した上で投資しないかするかを決めないともしかしたら後から後悔する可能性もありますよね。

しかもS&P500の上位10社だけを選りすぐったS&P10も必ずしも万全ではなく弱点があるのも事実です。特に長期投資においては特徴を知った上で投資するかしないかを決めることは、投資を長く続ける意味でもすごく重要です!

1番避けたいのは、リターンが高いと思っていた株が下がってきた時に怖くなって売却したり、積立を停止することです。

そうならないためには内容を理解することでその株の魅力がわかり、投資継続の力=投資握力が高まります!!

S&P10 vs NASDAQ100 vs FANG+ ~比較①~

本日はリターン・リスク・コストを比較したいので、「iFree NEXT FANG+」と「ニッセイNASDAQ100」と「Tracers S&P10」を比較しご紹介します。

スクロールできます
ファンド名運用会社ベンチマーク指数設定日純資産額新NISAでの購入可否購入できる証券会社
Tracers S&P500 Top10 インデックス日興アセットマネジメント (運用総額 36兆円)S&P500 Top10指数2024年 5月16日160億円 (2024/6/13)成長投資枠のみSBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
ニッセイ NASDAQ 100ニッセイアセットマネジメント (運用総額 2.7兆円)NASDAQ 100指数2023年 3月31日1,700億円 (2024/6/13)成長投資枠のみSBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
iFree NEXT FANG+大和アセットマネジメント (運用総額 32.3兆円)NYSE FANG+指数2018年 1月31日2,153億円 (2024/6/13)成長投資枠 つみたて投資枠SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券 など多数

S&P10 vs NASDAQ100 vs FANG+ ~比較②~

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ファンド名構成銘柄トップ10 (2024/05)投資比重過去10年間の年率リターン (指数)過去10年間の年率リスク (指数)信託報酬
Tracers S&P500 Top10 インデックス①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Alphabet ⑥Tesla ⑦Meta ⑧バークシャ ⑨Unitedヘルス ⑩ケンビュー時価総額加重平均18.5% (指数)21.7% (指数)0.10725%
ニッセイ NASDAQ 100①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Meta ⑥Broadcom ⑦Google(A) ⑧Google(C) ⑨Tesla ⑩コストコ時価総額加重平均19.1% (指数)21.7% (指数)0.2035%
iFree NEXT FANG+①Meta ②Apple ③Broadcom ④Google(A) ⑤NVIDIA ⑥Microsoft ⑦スノーフレーク ⑧Netflix ⑨Tesla ⑩Amazon均等割27.8% (指数)28.4% (指数)0.7755%

それでは5つの項目を比較しながらご紹介していきます!

内容を理解し投資握力を鍛えましょう!

目次

比較①:銘柄の中身を理解!

新NISA S&P500TOP10指数とは?

S&P10指数

S&P10指数はアメリカのS&P社(世界最大の格付け会社)が選んだアメリカの時価総額の大きい500社のうち上位10社に投資する指数です。

出典: 日興アセットマネジメント

S&P500の上位10社に集中投資!

500社のうち10社ということは社数の比率は2%。しかし時価総額では33%と2024年5月時点では上位企業が米国経済を牽引していることがわかります。

新NISA NASDAQ100指数とは?

NASDAQ100指数
  • アメリカのNASDAQ市場に上場する時価総額の大きい100社に投資する指数
  • NASDAQ市場は新興市場と言われるが、実際はアメリカの時価総額トップ10の多くを占める点が日本でいう新興企業が多く上場する東証グロース(旧JASDAQ)とは異なる

NASDAQというとIT系のイメージが強いかと思いますが、実は45.7%。金融系以外の一般消費財やサービス、ヘルスケア、生活必需品関連の会社もあります。

さらに、企業の業績や市場の変化に応じて年に1回(12月)銘柄入れ替えが行われます!

新NISA FANG+指数とは?

FANG+指数
  • アメリカのニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社ICEのグループ会社が算出するFANG+指数
  • NASDAQのなかでも世界を席巻するビッグテック10社に集中投資することが可能!

FANG+はFaceBook(現在のMeta)、Amazon、Netflix、Googleの4社の頭文字。

これらに加えて6社、合計10社です。定期的に銘柄入れ替えが行われています。

FANG+は入れ替え基準があるものの、原則FANGの頭文字にある企業は固定であり

もしもFANGがオワコンになったら?

などちょっと気になる点があるのも事実。さらにNetflixが固定なのが気になる方も多いです・・

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ファンド名運用会社ベンチマーク指数 設定日純資産額新NISAでの購入可否購入できる証券会社
Tracers S&P500 Top10 インデックス日興アセットマネジメント (運用総額 36兆円)S&P500 Top10指数 2024年 5月16日160億円 (2024/6/13)成長投資枠のみSBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
ニッセイ NASDAQ 100ニッセイアセットマネジメント (運用総額 2.7兆円)NASDAQ 100指数 2023年 3月31日1,700億円 (2024/6/13)成長投資枠のみSBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
iFree NEXT FANG+大和アセットマネジメント (運用総額 32.3兆円)NYSE FANG+指数 2018年 1月31日2,153億円 (2024/6/13)成長投資枠 つみたて投資枠SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券 など多数

S&P10はつい最近、ニッセイは昨年できたばかりのファンドです。実は古参なのがFANG+。

S&P500やオルカンのMSCI-ACWIなどの金融庁指定銘柄以外の指数は5年間経過しないと新NISAのつみたて投資枠に採用されないのですがもう5年経過しているので採用されています。

ここ最近のビッグテックの強さを反映してか、投資信託でもこれら3つのファンドは人気がすごい!Tracersは設定日から1ヶ月経たずして150億円以上集めています。

でも驚きなのはニッセイとFANG+もかなり驚きの伸び方をしています。

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ファンド名運用会社ベンチマーク指数設定日 純資産額新NISAでの購入可否購入できる証券会社
Tracers S&P500 Top10 インデックス日興アセットマネジメント (運用総額 36兆円)S&P500 Top10指数2024年 5月16日 160億円 (2024/6/13)成長投資枠のみSBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
ニッセイ NASDAQ 100ニッセイアセットマネジメント (運用総額 2.7兆円)NASDAQ 100指数2023年 3月31日 1,700億円 (2024/6/13)成長投資枠のみSBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
iFree NEXT FANG+大和アセットマネジメント (運用総額 32.3兆円)NYSE FANG+指数2018年 1月31日 2,153億円 (2024/6/13)成長投資枠 つみたて投資枠SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券 など多数

新NISA開始前の2023年12月ニッセイNASDAQ100は純資産額が310億円、iFree NEXT FANG+は430億円程度でしたが、新NISA開始後わずか半年でニッセイは1,600億円を突破しなんとFANG+は2,100億円を突破しています。

半年で1,000億円以上も増えています!!

iFree NEXT FANG+は唯一「つみたて投資枠」でも購入することができます。

この魅力もあってか、先ほどご紹介したようにニッセイNASDAQ100を超える勢いで純資産額を増やしているのかもしれません。

後ほどご紹介しますがiFree NEXT FANG+は10社と社数が少ないのに実は信託報酬が高い!

それでもこれだけ資産が集まっている、FANG+に投資できる投資信託でメジャーなものがこれしかない、「つみたて投資枠」にも選ばれているとなると信託報酬が下がる可能性は低そうですね・・

比較②:超重要!構成銘柄の決まり方は絶対理解!

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ファンド名構成銘柄トップ10 (2024/05) 投資比重過去10年間の年率リターン (指数)過去10年間の年率リスク (指数)信託報酬
Tracers S&P500 Top10 インデックス①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Alphabet ⑥Tesla ⑦Meta ⑧バークシャ ⑨Unitedヘルス ⑩ケンビュー 時価総額加重平均18.5% (指数)21.7% (指数)0.10725%
ニッセイ NASDAQ 100①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Meta ⑥Broadcom ⑦Google(A) ⑧Google(C) ⑨Tesla ⑩コストコ 時価総額加重平均19.1% (指数)21.7% (指数)0.2035%
iFree NEXT FANG+①Meta ②Apple ③Broadcom ④Google(A) ⑤NVIDIA ⑥Microsoft ⑦スノーフレーク ⑧Netflix ⑨Tesla ⑩Amazon 均等割27.8% (指数)28.4% (指数)0.7755%

時価総額加重平均のイメージ

まずS&P10とNASDAQ100はどちらも時価総額加重平均型で銘柄への投資比率(ウェイト)が決まります!!

時価総額の高い企業に自動で多めに投資ができる、これが最大のメリットです!

その時代で最も輝く企業に多めに投資できるのが大きな魅力となるでしょう。

新NISAでは投資可能期間が無期限であり初心者の方は長期投資の方が成績が安定すると言われるので長期間投資する方も多いかと思います。

そのような中、安定してその時代のトップ企業に投資できるのが時価総額加重平均の魅力です。

では実際にS&P10とNASDAQ100の構成銘柄の中身と投資比率について確認をしてみましょう!

TOP10と言いつつ12個ありますが、1社で複数銘柄が上場している場合などの理由から10を超えることもあるようです。

しかし、時価総額加重平均でS&P500のTOP10に投資しているので当たり前ではあるのですが上位10社でも時価総額に大きな違いがあるためマイクロソフトだけで21%も投資しています。

AppleとNVIDIAを足すと3社で50%以上も占めます!!さらにAmazonとMeta、Google (A)の3社を入れると、79.5%!!

実質8割がビックテックに集中投資しているという構成になっています。もちろん時価総額が変われば比率は変わりますがほぼハイテクに集中投資しているというのが2024年6月時点の状況です。

それだけハイテクが強い、とも言えますが、投資しているセクターが現状はハイテクに偏っている、ということも理解しておきましょう。

もちろんS&P500の上位10社ですので、万が一、ハイテク以外の業界で伸びてきたらそこが上位に入るのは時価総額加重平均の嬉しいところです。

続いてNASDAQ100について確認しましょう!!

100社に配分している分S&P10よりは1社あたりの投資比率はマイルドな形ですね。

Microsoft、Apple、NVIDIA3社でも22%程度とS&P10の半分以下ですね。

均等割のイメージ

続いてFANG+です。

FANG+の銘柄比率は均等加重型(均等割)で決まります。そのため、投資している銘柄に共通して同じ比率を投資しているのが特徴です。

時価総額に関わらず組入銘柄に均等投資することでこれから成長が期待できる株の成長まで取り込むことができるので大きく成長してくれる可能性があります。

一方で時価総額が大きくない会社に投資をしてその会社がうまくいかなくなった場合は影響を大きく受けてしまうのも特徴です。

FANG+指数は実際は小型株というよりは大半がアメリカビックテックであり、そこにスパイスとして2~3社が入れ替わり候補、という感じなので実際はビックテックへの集中投資という側面が強いかと思います。

10社にほぼ均等投資で投資しています!冒頭にもご紹介しましたがこの10社のうち、7社がSP500のこの10年間を牽引しており、そこに集中投資できるのが強い点です!

ただ、スノーフレークなどの成長期待株にもAppleやGoogleとほぼ近しい比率投資をしているのでこの辺りは気になる方は気になるかと思います。

個人的にはここがこのFANG+の惜しいところ、という印象です。新NISAで長期間投資していくにあたって10社ほぼ均等で良いのか、という部分がどうしても気になってしまう点です。ビックテックへの集中投資はとても賛成なのですが・・

比較③:どれだけ儲かる?リターンを確認!

ここからのリターンは投資信託ではなく指数のリターンとなります。

投資信託はS&P10などはまだ設定されたばかりでパフォーマンスを比較できないためです。

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ファンド名構成銘柄トップ10 (2024/05)投資比重 過去10年間の年率リターン (指数)過去10年間の年率リスク (指数)信託報酬
Tracers S&P500 Top10 インデックス①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Alphabet ⑥Tesla ⑦Meta ⑧バークシャ ⑨Unitedヘルス ⑩ケンビュー時価総額加重平均 18.5% (指数)21.7% (指数)0.10725%
ニッセイ NASDAQ 100①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Meta ⑥Broadcom ⑦Google(A) ⑧Google(C) ⑨Tesla ⑩コストコ時価総額加重平均 19.1% (指数)21.7% (指数)0.2035%
iFree NEXT FANG+①Meta ②Apple ③Broadcom ④Google(A) ⑤NVIDIA ⑥Microsoft ⑦スノーフレーク ⑧Netflix ⑨Tesla ⑩Amazon均等割 27.8% (指数)28.4% (指数)0.7755%

過去10年間のリターンを数字だけで見ると、やはり、FANG+の数字の強さが際立っているところです!これはFANG+がかなり早い段階、具体的には2015年時点ですでにNVIDIAやTESLAを採用していたことが背景にあります。

S&P500TOP10はその時代に固い企業に投資できる反面、FANG+のように2015年時点でそこから爆裂に伸びたTESLAやNVIDIAのような企業に均等配分で投資できない分(大きくなってから大きく投資する分)成長分は取れない、ということになります。

リターンはリスクとセットで考えるとよりその中身が理解しやすくなると思いますので次の章で合わせてご紹介します!

比較④:どれだけ浮き沈む?リスクを確認!

リスクについてもリターン同様に、指数のリスクについてご紹介します。

リスクというのは上下の振れ幅のことです。株価が上がったり下がったりする幅ですね。

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ファンド名構成銘柄トップ10 (2024/05)投資比重過去10年間の年率リターン (指数) 過去10年間の年率リスク (指数)信託報酬
Tracers S&P500 Top10 インデックス①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Alphabet ⑥Tesla ⑦Meta ⑧バークシャ ⑨Unitedヘルス ⑩ケンビュー時価総額加重平均18.5% (指数) 21.7% (指数)0.10725%
ニッセイ NASDAQ 100①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Meta ⑥Broadcom ⑦Google(A) ⑧Google(C) ⑨Tesla ⑩コストコ時価総額加重平均19.1% (指数) 21.7% (指数)0.2035%
iFree NEXT FANG+①Meta ②Apple ③Broadcom ④Google(A) ⑤NVIDIA ⑥Microsoft ⑦スノーフレーク ⑧Netflix ⑨Tesla ⑩Amazon均等割27.8% (指数) 28.4% (指数)0.7755%

例えばS&P10で言えばリターン18.5%に対して、リスク21.7%です。18.5%を中心に、上下のリターン変動が21.7%発生する確率が70%ということです。

リターンとリスクから変動幅を計算してみた

直近10年間はどれも成長率が高いので最小幅もわずかなマイナスです。

注目すべきはFANG+は年率リターンが56.2~-0.6%に収まる確率が70%と脅威的な数字となっています。

比較⑤:どれだけコストかかる?費用を確認!


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ファンド名構成銘柄トップ10 (2024/05)投資比重過去10年間の年率リターン (指数)過去10年間の年率リスク (指数) 信託報酬
Tracers S&P500 Top10 インデックス①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Alphabet ⑥Tesla ⑦Meta ⑧バークシャ ⑨Unitedヘルス ⑩ケンビュー時価総額加重平均18.5% (指数)21.7% (指数) 0.10725%
ニッセイ NASDAQ 100①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Meta ⑥Broadcom ⑦Google(A) ⑧Google(C) ⑨Tesla ⑩コストコ時価総額加重平均19.1% (指数)21.7% (指数) 0.2035%
iFree NEXT FANG+①Meta ②Apple ③Broadcom ④Google(A) ⑤NVIDIA ⑥Microsoft ⑦スノーフレーク ⑧Netflix ⑨Tesla ⑩Amazon均等割27.8% (指数)28.4% (指数) 0.7755%

Tracers S&P10は信託報酬が0.10725%と最も低い!

これがかなり注目されているポイントでもあるわけです。もちろん実質コストは今後出てきますし、必ずしも万全ではないのですが、これは期待度は高めです。

ニッセイNASDAQ100は信託報酬が0.2035%で約2倍!さらに、iFree NEXT FANG+は信託報酬が0.7788%とS&P10の約7倍!

これがどれだけ長期投資で影響が出るのかをシミュレーションを使って確認しましょう!

毎月の投資金額は5万円、年率利回り7%、積立は30年でシミュレーションしてみます!

出典: https://fukurimagic.com

信託報酬0.1%の場合では総支払コストが102万円!

出典: https://fukurimagic.com

信託報酬0.2%の場合では総支払コストが203万円!

出典: https://fukurimagic.com

信託報酬0.78%の場合では総支払コストが751万円!

Tracersが102万円に対してiFreeは751万円なので649万円ものコストの差が生まれました!

信託報酬0.6%程度の差がこのくらいの差を生むのが、複利で運用する投資信託におけるコストの重要性と言われる所以ですね。

FANG+は非常に魅力的な銘柄で、iFree NEXTならつみたて投資枠で購入できるメリットがありますが、やはりこの信託報酬の高さがネックです。

30年間で600万円のコスト差は無視できないですよね。

FANG+で目立った競合ファンドがいないので値下げの可能性も少ないところ辛いところです。

まとめ

さて、本日ご紹介した比較表について、改めて確認をしておきましょう!

S&P10 vs NASDAQ100 vs FANG+ ~比較①~

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ファンド名運用会社ベンチマーク指数設定日純資産額新NISAでの購入可否購入できる証券会社
Tracers S&P500 Top10 インデックス日興アセットマネジメント (運用総額 36兆円)S&P500 Top10指数2024年 5月16日160億円 (2024/6/13)成長投資枠のみSBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
ニッセイ NASDAQ 100ニッセイアセットマネジメント (運用総額 2.7兆円)NASDAQ 100指数2023年 3月31日1,700億円 (2024/6/13)成長投資枠のみSBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券
iFree NEXT FANG+大和アセットマネジメント (運用総額 32.3兆円)NYSE FANG+指数2018年 1月31日2,153億円 (2024/6/13)成長投資枠 つみたて投資枠SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 マネックス証券 松井証券 など多数

S&P10 vs NASDAQ100 vs FANG+ ~比較②~

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ファンド名構成銘柄トップ10 (2024/05)投資比重過去10年間の年率リターン (指数)過去10年間の年率リスク (指数)信託報酬
Tracers S&P500 Top10 インデックス①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Alphabet ⑥Tesla ⑦Meta ⑧バークシャ ⑨Unitedヘルス ⑩ケンビュー時価総額加重平均18.5% (指数)21.7% (指数)0.10725%
ニッセイ NASDAQ 100①Apple ②Microsoft ③Amazon ④NVIDIA ⑤Meta ⑥Broadcom ⑦Google(A) ⑧Google(C) ⑨Tesla ⑩コストコ時価総額加重平均19.1% (指数)21.7% (指数)0.2035%
iFree NEXT FANG+①Meta ②Apple ③Broadcom ④Google(A) ⑤NVIDIA ⑥Microsoft ⑦スノーフレーク ⑧Netflix ⑨Tesla ⑩Amazon均等割27.8% (指数)28.4% (指数)0.7755%

3つのどれを選ぶか、そこでとにかく重要なポイント、それは〇〇ショックなどで株価が数年間低下する状況が続いても、紛争などが発生しても株を売らないか、積立を停止しないか、これが最大のポイントです!

新NISAはある程度の長期間投資することになりますのでその投資期間に多少下がっても成績を気にすることがない、将来やっぱりああしておけばよかったと後悔しない選択がおすすめです。

ご自身の性格や投資に対する心理的な側面を理解し「余剰資金で一部だからハイリスクハイリターンに投資したい」方と「やっぱり全部安定的に投資したい」という方で分かれてきそうです。

非課税枠を最大限使うのであればたくさん利益が出ても非課税な方がお得ではありますので、そういう観点で選択するのも1つの方法です。

本日の内容でS&P10ならではの魅力、リターンはS&P500を超えNASDAQ100に近いこと、なんといっても信託報酬が安いこと、などの魅力があります。

FANG+の信託報酬の高さや均等荷重が嫌な方、銘柄の中にNetflixやスノーフレークがなぜか入っているのが気になる方などはS&P10は有力な選択肢となりそうです。

一方、過去10年間でいえばパフォーマンスはNASDAQ100と大きく違いませんでした。

100社に分散投資できるならNASDAQ100の方が良いかも、というかたはS&P10ではなくNASDAQ100も選択肢に入りますね。

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